悪徳商法の手口

ここでは悪徳商法といわれるものの代表的ないくつかを挙げてみたいと思います。
(なお、それぞれのクーリングオフ可能期間などについては、クーリングオフが適用されない場合:参照)

1.キャッチセールス - 悪徳な手口 その1

駅周辺ないし繁華街などの街頭でアンケートを求める形を装いつつ、これに応じると営業所などへと誘い込み、巧みな話術・威圧的な言葉などを用いて商品購入・サービス提供などの契約をさせようとするもの。
各種語学教室、化粧品、絵画、エステティックサロン等の契約の勧誘が多くみられる商法です。


2.アポイントメントセールス - 悪徳な手口 その2

電話ではそれとは告げずアポイントをとって営業所等へ誘い出し、そこで巧みな話術・威圧的な言葉等を用いて商品購入・サービス提供等の契約をさせようとするもの。「抽選に当たったので記念品を取りに来て欲しい」等の甘い誘い文句で呼び出すといった手段が頻繁に用いられます。
各種語学教室、資格講座、宝石・貴金属販売等の契約の勧誘に多くみられる商法です。


3.マルチ商法 - 悪徳な手口 その3

マルチ商法とは、友人等を会員(=販売員)として次々勧誘・商品を購入させていき、ピラミッド型組織を構築・拡大させていく中で商品等の販売実績に応じて一定割合の報酬を受け取れるシステムとなっており、会員としてのランクが高いものほど報酬額・割合も上がるという形態の商法です。
健康食品・化粧品・浄水器・宝石・貴金属販売等で多くみられます。
必ずしも違法ではないため、純然たる意味での悪徳商法ではないかもしれませんが、組織内で満足な収益を上げられる会員はごくわずかということと、ねずみ算式に会員を増やしていくという組織の存続手法自体からくる限界から、現実的にみて、最終的に立ち行かなくなることが明らかな極めて危険性の高いものといえるでしょう。


4.内職商法 - 悪徳な手口 その4

電話、募集広告・チラシ等で「簡単な作業」「有効な時間の活用が可能」「高額収入も夢ではない」といった甘い文句をならべて巧みに誘い込み、応募者へ仕事の斡旋料・登録料ならびに研修費・教材費といった名目で高額の金銭を要求しつつも、実際には多くの場合、満足に仕事を紹介しないまま終わってしまうという悪質な商法です。
パソコンデータ入力、ホームページ作成、宛名書き内職、チラシ配り等の内容で見受けられることが多いです。


5.モニター商法 - 悪徳な手口 その5

「高収入可能」等の文句でモニター(=新開発の商品等の試験的な使用・体感をしてその感想・意見を報告する人員)を募集する広告等を出し、その誘いに応じてきた者に対し、実際は高額な商品を売りつけるといった悪質な商法です。そしてその際、モニター料で代金分はすぐ回収できると言われたりするようですが、そのモニター料も満足にもらえなかったり、全く支払われない場合も多く見受けられます。
浄水器・寝具・健康食品・エステティックサロンに関する契約等に多いです。


6.現物まがい商法 - 悪徳な手口 その6

形式的にはいったん宝石・貴金属等を売り渡したようにするものの、実際には権利証のみを交付し、現物については引き渡すことなく業者側が“預かっている”とした上で、それを運用することによって生じた利子を定期に支払うなどと安心させて契約させる商法です。しかし、これは現物が真に存在しているのかも疑わしいものといえます。あの有名な豊田商事事件はこの手口によるものとされています。
金・白金、ダイヤモンド・真珠等の商品を売りつけるという形をとるものが多いです。


7.ネガティブオプション - 悪徳な手口 その7

頼んだわけでもないのに一方的に商品等を送りつけてきて、その代金支払いを要求してくるという商法です。特に着払いの代金引換郵便で届いたような場合は不意をつかれて思わず支払ってしまうということが意外に多く、その点注意することが必要です。
教材、雑誌、ビデオ等を送り付けてくるものが多くみられます。


8.出会い系・アダルトサイト等のワンクリック詐欺 - 悪徳な手口 その8

たとえば、「入場する」とあるボタンをクリックしただけで有料会員登録されてしまい、その後代金支払い請求が繰り返しなされるというようなものです。ここ最近のインターネットの普及に伴って、急速に増加しているトラブルの1つです。


9.かたり商法 - 悪徳な手口 その9

電話局、水道局、消防署等の社会的信頼度の高い公的機関から来たかのごとく装い、「この度、法律が改正されて設置が義務化しました」などと言って様々な商品を不当に高額で売りつけるといったような商法です。わざわざそれらしい作業服を着てくるなど手が込んでいる場合もあり、意外と騙されてしまうケースは少なくありません。
電話機・電話回線、消火器、浄水器等を売りつけてくることが多いです。


10.催眠商法 - 悪徳な手口 その10

ダイレクトメール、チラシ・広告等に無料商品配布・一部商品の超低価格販売の見出しを掲載して販売会場へと誘い出し、そこで巧みな話術を用いて会場全体を盛り上げ、消費者を一種の催眠状態の陥れた上で高額な商品を売りつけるという商法です。
寝具、宝石・貴金属、健康食品等の契約を迫ることが多いです。